Hey guys! KAKELU(@rising_blue94)です☆
今回は嘉麻市シリーズ第2弾ということで、福岡県嘉麻市山野に訪れています。
嘉麻市シリーズとは何ぞや?と思った方は、下のリンクの最初の方だけ読んでもらえると理解出来るかと思います。
そして、今回も特別ゲストを向かえての紹介です。
森のマイナスイオンに酔いしれている男の名は拓実(@tkmtkm369)です。
工場勤務かたわら心理カウンセラーとして活躍する癒し系男子。同じく嘉麻市出身22歳の若造である。豆乳とヨーグルトに目がない健康志向の持ち主です。車を所持してるので送ってもらいました。テヘッ
「今日行く所どんなところなん?」
「辻養蜂場っち言って、嘉麻市唯一の養蜂場なんよ」
「養蜂場って蜂蜜採ったりするんよね?」
「いや、スズメバチの駆除活動がメインやね」
「そーなん?」
「嘘やけど?」
「嘘つくなら帰りは歩いて帰ってくれ」
「蜂蜜採ってる所です」
「よしっ」
「じゃあ辻養蜂場に行ってみよ〜!」
辻養蜂場への行き方
辻養蜂場の直売店は住宅街に構えているので少し場所が分かりにくいかもしれません。
なので写真付きで説明します。
まずは本田機工を目指しましょう。
すると辻養蜂場と書かれた看板が姿を現します。
矢印の方向に進みましょう。
この道を突き当たりです。
左にある黄色い建物が辻養蜂場の直売所です。ここで蜂蜜を購入できます。
今日はここに朝の9時集合だったので、テケテケ向かいました。
あっ、辻さんが玄関前におるよ!
辻養蜂場代表 辻諒太さんとご対面
「おはようございます!今日は宜しくおねがいします!」
「付添いの拓実です。宜しくおねがいします」
「今日は来てくれてありがとうございます!宜しくね〜」
辻養蜂場の代表として嘉麻市の活性化に尽力している。
福岡県農業大学校を卒業後、大手養蜂場で3年間の修業を積み、2015年3月に辻養蜂場を開業。
オススメの蜂蜜の食べ方は、トマトスライスに蜂蜜をかけて食べること。
ちなみに私と同じ嘉穂東高校の先輩である。笑顔がステキです。
養蜂家の防護服を着てみた結果
↑辻さん宅の裏側
「では早速、蜂に刺されても大丈夫なように作業着を服の上から着てください。オレンジと白色どちらが良いですか?」
「白でお願いします」
「オレンジで良いです」
「結構目立つけど大丈夫?」
「目立ちたいので大丈夫です」
「、、分かりました。では着替えたら門前に来てくださいね」
〜5分後〜
「拓実〜、着替えたよ」
「どれどれ」
「似合っとる?」
「どこの探検隊ですか」
「拓実の作業着姿はどんな感じなん?」
「あの、どちらの養蜂家の方ですか?」
「養蜂家やないわ。ちか、蜂蜜採りの見学とか貴重な経験よね。凄い楽しみ」
「蜂蜜いっぱい食べれるかな?」
「どうやろね」
「では、車で先導しますので、後から車でついてきてください」
「分かりました!じゃあ車に乗ろう」
「それにしても蜂蜜いっぱい食えるかな?」
「もうこの人蜂に刺されたら良いのに」
養蜂場に向かうぜ
私達以外に、辻さんの両親も養蜂に参戦です。軽トラに仲良く3人で乗るあたり、辻家の仲良しさがにじみでています。
父は元小学校の校長先生。優しく、笑顔がステキでかわいらしい方でした。
母は気さくで凄くフレンドリーでした。私の人生相談にも乗ってくれました。
車で後を追います。
蜂蜜を採る場所は嘉麻市と飯塚市に何箇所もあるみたいですが、今回訪れたのは車で3分くらいのとこ。
山に続く狭い道を進みます。こんな所に蜂蜜取れるところが本当にあるのでしょうか。
養蜂場に到着しました。辻さんファミリーは効率よく作業を開始します。
私達も、手袋、腕を防御するやつ、アミで顔を守るやつを着々と装着していきます。(語彙力無さすぎ)
では、今から見学スタートです!
実際に蜂蜜を採る作業を手伝いました
「じゃあ作業を開始します。出来るだけ手伝ってくれると嬉しいです」
「任せてください!良い運動です!」
「えっ見学だけやないん?実際に作業するん?」
「そーばい?何か問題でも?」
「もっと動きやすい服着てこれば良かった、、」
「まあ俺が作業すること言わんかったのが悪いんやけどな」
巣箱が10個以上あります。この時点で蜂の姿はあまり確認できません。
ちなみに、巣箱の中には大体3万匹蜂がいるそうです。想像できませんよね。
まず、巣箱を空けて、中にある巣の段(巣枠)を取り出していきます。ハチさん大パニック状態です。
それと同時に、ハチの動きを弱める効果がある煙を巻いていきます。この煙をせずに作業するとどうなるんやろうか。
巣枠をとるとこんな感じ。ここまで大きかったら豊作です。
蜂はハチミツの余分な水分を飛ばして、熟成させたら保存のために蜜の蝋(ろう)で蓋をします。
蜜蝋があるとハチミツが採りにくいので、包丁で蜜蝋を切り落とします。
そして、巣枠を遠心分離機にはめこんで、グルングルン回します。
段も重さが対象的に均等になるように考えてはめ込まないと、遠心力が落ちるらしいです。
すると遠心分離機で抽出された蜂蜜がどぷどぷ出てきます。
「出てきよる蜂蜜舐めてみていいよ」
「本当ですか?頂きます!」
「食べるのはやっ!」
「ばり甘い!!!本当に砂糖入ってないんですか?少し砂糖入ってますよね?」
「入ってません。うちは添加物を一切使わず、自然を100%活かした蜂蜜なんですよ」
「それは凄いですね!」
「パンケーキにつけたら美味しかろうな〜」
でっかい缶に蜂蜜が溜まったら、ろ過をする缶に移します。
それで皆さんにお届けする蜂蜜がほぼ完成です。
私は主に、辻さんが引っこ抜いた段を遠心分離機まで運ぶ仕事をしました。初めての運び屋です。
段は意外と見た目より重く、蜂蜜と同時にハチさんもついてきます。
最初は正直びびりましたが、全身を保護しているし、ハチもそこまで凶暴じゃなかったので刺されることはありませんでした。
蜂なんてチョロいぜと言わんばかりの顔をしています。我ながら見ていて腹が立ちそうになります。
遠心分離機で蜂蜜がほぼ落ちた段は、元あった場所に戻します。
一連の作業をまとめると、
①箱箱から巣枠を取り出す
②蜜蝋を削る
③遠心分離機で回す
④蜂蜜抽出
⑤巣枠を巣箱に戻す
といった感じです。
養蜂の仕事を実際にやってみた感想
約2時間の作業は大変でしたが、辻さんファミリーと雑談や養蜂について楽しくお話ししていたのであっという間に2時間が過ぎました。
「いや〜疲れたね」
「でも楽しかったな!この作業5人でも大変なのに、いつも何人でまわしよんやろうか」
「基本は2人でやりよるね。お父さんが休日の時に手伝いに来てくれたり、農家の友人に手伝いを依頼することもあります」
「基本2人でこの作業全てやるなんて、、1人3役をしているみたいなもんよね」
「あと、服の上に作業着を着るから、すごく暑かったです」
「そうですね、夏の熱い時期は本当に死にそうになります。ただ収穫時期が4~6月なので夏にハチミツ採りは基本しないのでそこは救いです」
「それは良かったです。蜂蜜採りって、いちご狩りのようにあまり体力を使わないイメージでしたが想像の逆でした」
「確かに体力は使うけど、自分の好きなことを仕事にしているので楽しいです」
「自分の好きなことを仕事に出来るって一番理想ですよね。僕もフリーランスとして稼げるようになるために努力を積み重ねないとな〜。あと、辻さんを含め、両親も楽しそうに雑談をしながら仕事をしているように見えました」
「確かに。お母さんもお父さんも笑顔が溢れてたね。大変なことも笑顔で楽しく仕事をやれば作業の効率性もアップしそう」
「それに笑顔やったら一緒に働く人もハッピーな気分になるやん。日本人は黙々と作業をする人多いけど、それよりもいい方法があることを学んだな」
「楽しく仕事をするのは僕たちのモットーなので。今日は作業を手伝ってくれて凄く助かりました。では家に戻りましょう」
「お疲れですが、家に戻って色々お話し聞かせてくださいね☆」
「、、」
次回!
養蜂場の本音話し、どのように嘉麻市と蜂蜜と結びつけて地域おこしをしていくの?
などなどインタビューを行いますよ!
では、最後まで読んで頂きありがとうございました 😛
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