MORE UP BOOST

弊社が外国人紹介の人材業をスタートさせた理由

こんにちは。株式会社MORE UP BOOST代表取締役の中嶋です。この記事では、弊社が外国人紹介の人材業をスタートさせた経緯や想いについて書いていきます。

【結論】日本とベトナムを繋げられる事業は全て行いたい

私たちが外国人紹介の人材業をスタートさせた主な理由は「日本とベトナムを繋げるあらゆる事業を行いたい」という想いがあるからです。

私たちの会社は「日本とベトナムをつなぎ、両国の持続可能な発展に貢献する」というミッションを掲げており、これを実現するためにベトナム語教育事業やベトナム人向けの集客支援など、様々な事業を展開してきました。さらに、私の妻であるベトナム人のロアンと共に「カケル&ロアン」の名でYouTubeやTikTokで活動し、両国の文化の違いを紹介しています。 私たちの大きな目標は「日本とベトナムをつなぐトップ企業を創る」ことです。そのためには、先に挙げた事業だけでなく、飲食事業、越境EC販売事業、旅行業など、多岐にわたる事業を展開していきたいと考えています。中でも特に注目しているのが「人材業」で、その理由を以下で説明いたします。

①多くのベトナム人が日本での就職を望む背景

2022年末の法務省の統計によると、日本に滞在するベトナム人は約48万9312人となっており、これは中国人に次ぐ第2位です。一部には「円安の影響で日本の就職の魅力が低下している」や「技能実習生の問題が取り沙汰されている」といったネガティブな声も聞かれます。しかし、日本の先進的な技術や規律正しさ、魅力的な文化など、多くのメリットに多くのベトナム人が引かれています

この背景をもとに、「日本の企業でのキャリアアップを求めるベトナム人」と「外国人の人材を求める日本の企業」の懸け橋を目指して、私たちは人材紹介をスタートさせました。私たちのサービスで特に重要視しているのが、外国人の求職者と日本の企業を適切にマッチングさせることです。これにより、求職者は日本の業界での経験やスキルを積むチャンスを得る一方、日本の企業も国際的な視野を持つ優秀な人材を迎え入れることができます。

②1社でも多くの企業と外国人従業員を結びつけたいから

2021年の国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、日本の総人口は前年度比で約51万人減の1億2697万人となっており、労働人口の減少と高齢化が進んでいます。この状況下、多様な視点やスキルを持つ外国人の力は、企業の成長やイノベーションを支える鍵となっています。

しかし、多くの日本企業はまだ外国人の採用やマネジメントに慣れていないのが現状です。また、ミスマッチが原因で日本での就職をあきらめ、転職や帰国を選ぶ外国人も増えています。このような状況は、日本にとっての大きな損失を意味しています。

そこで、私たちはこの課題を解決するための人材業を立ち上げました。そして、ベトナム人だけでなく、様々な国の外国人をサポートしたい想いがあります。

③日本とベトナム両国にとってWin-Winだから

日本とベトナムの双方に明確なメリットがあります。

日本のメリット

多様な人材の導入:ベトナム出身の人材は新しい視点や技術を提供し、日本企業のイノベーションを加速させます。
●労働人口の確保:人口減少と高齢化が進行する日本で、外国人人材は労働市場を支え、産業の継続的な成長を助けます。
●国際的な機会の拡大:ベトナムとの連携を深めることで、日本企業の国際的な事業機会が増加します。

ベトナムのメリット

技術の習得と国への還元:日本での実務経験を通じ、先進的な技術や知識を取得し、これをベトナムの産業や教育に活かすことができます。
経済的成長:日本とのビジネスの連携や投資は、ベトナムの経済をさらに拡大させます。
国際的経験の蓄積:海外経験を通じて、ベトナム人がグローバルな視野を獲得し、国の国際競争力が向上します。

人材業は、単なる仲介にとどまらず、企業や外国人の未来を大きく変える可能性を秘めています。日本とベトナムの経済や社会を繋げるこのミッションは、両国に無限の可能性をもたらします。互いの強みを生かし、共に成長していくこの未来を創造するのに携われることに大きなやりがいを感じました

なぜベトナム関連事業を行なっているのか?

「そもそもなぜベトナム事業なのか?」これに関してはざっとまとめると以下のとおりです。

ベトナム人との出会い:大学生の時に多くのベトナム人と出会い、フレンドリーでポジティブな性格に感銘を受けた。
ベトナムでの経験: 私がベトナムの首都ハノイでの就業経験があり、ベトナムの生活や文化を深く理解している。
起業の夢: 大学生の頃からの野望である起業を実現するための事業として、ベトナム関連事業が浮かんだ。
ベトナムと日本の関係: 現在、48万人以上のベトナム人が日本に住んでおり、ベトナム人と関わる機会が増えている。また、ベトナム経済の発展と日系企業のベトナム進出が増えていることから、大きなビジネスチャンスを感じた。
サービスや商品の不足: 日本とベトナムの繋がりが強まってきたことに伴い、関連するサービスや商品の需要が増えているが、まだ供給が追いついていないと感じた。

これまで私が経験してきたこと、知ったことから「ベトナムと日本をさらに繋げることで社会に貢献したい!」という強い想いが生まれ、そのための第一歩として「㈱MORE UP BOOST」を2021年10月に設立しました。

弊社が人材業をスタートさせるまでに至った経緯

次に、実際に人材業をスタートするまでに至った経緯をお伝えします。

人材業に興味はあったが、スタートさせるまでのハードルが高すぎた

会社を作りたての頃、もともと人材業に興味があったため「人材業を行うにはどうしたら良いんだろうか?」と思いGoogleで検索したところ、私は以下の条件を見て頭を抱えました。

■人材派遣会社を設立する際には、資本金を「2,000万円以上」用意しなければならない。
厚労省の要件を満たしたオフィスの契約が必要。
人材紹介の許認可申請免許を取得をしなければならない。

他にも細かな条件がありますが、資本金100万円の会社を設立したばかりの私にとってハードルが高すぎました。「将来、会社の資金が溜まったら人材業をやろう!」と思い込み、すぐに人材業を行う選択肢はなくなりました。

ベトナム人の妻から人材のポテンシャルを教えてもらう

2023年10月現在、私のベトナム人の妻は人材紹介会社で勤務しています。妻の専門は特定技能者、技能実習生、永住者などの外国人スタッフの採用や管理で、この分野に関しては非常に詳しいです。時折、妻から人材紹介業界の背景や状況について話を聞くことがあります。例えば「日本での働き方が分からず迷っているベトナム人は多い」や「多くの外国人向け人材紹介会社は、実際に外国人のニーズに応えたサービスを提供していない」といった問題点を教えてもらいました。また、外国人を採用している経営者からも「人材紹介会社のサポートが不足していて困っている..」という声を聞くことも多かったです。

これらの現状を知るうちに「外国人と日本企業の双方が満足する就労環境を実現したい!」という思いが強くなりました。しかし、私には資金や実践的なノウハウがないので、具体的なアクションに移すことはできませんでした。

栃木県トライグループの代表、武井輝さんとの出会い

2022年11月、東京・渋谷で栃木県小山市を拠点とするトライグループの代表、武井輝さんと3度目の対面を果たしました。トライグループは45年以上の長い歴史を持ち、500社以上の企業と取引を行う、信頼性の高い企業です。武井さんと私の年齢はわずか3歳違いで、人としてもとても気が合う方です。

その日、ホテルのラウンジでの会話の中で、武井さんから「一緒に人材事業を始めませんか?」との提案がありました。実は、私もトライグループと手を組むことで新たな人材事業ができるのではと考えていたので、この提案はとても嬉しかったです。この流れから、私たちは新たに「トライワークジャパン株式会社」を立ち上げることとなりました。

今後の目標

私たちの挑戦はこれからが本番です。私たちの最大の目的は「外国人の方々と日本の企業が共にWin-Winの関係を築くこと」です。このような関係を増やすことで、日本の価値がさらに高まると信じています。それを実現するために、私たちは双方向のサービス提供を心がけ、常に相手の立場に立って考え、行動することをモットーとして精進していきます。

現段階では、日本に在住する特定技能の外国人を中心にサービスを展開していますが、今後の展望としては、海外からのエンジニアや技能実習生の紹介・派遣も視野に入れています。 私たちは新しいステージの会社としてスタートしましたが、その若さゆえの情熱と挑戦心で日々の業務に励んで参ります。

外国人採用を考えている企業様、ご質問やご相談があれば、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。一緒に新しい未来をを共に創り出せていけたら嬉しく思います。

特定技能の外国人紹介ページはこちらをご確認ください。

 


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