こんにちは!株式会社MORE UP BOOST代表の中嶋 駿(なかしま かける)です。
「ベトナム人の友人や家族に日本のお菓子をお土産で渡したいけど、本当に喜ばれるものって何?」と迷ったこと、ありませんか?実は、私自身もこれまで何度もお菓子選びで失敗してきました……。だからこそ、この記事ではリアルな体験と反応をもとに以下を紹介していきます。
- ベトナム人が本気で喜んだ日本のお菓子10選
- 逆に「え…?」と困惑されたNGお土産7選
- お菓子以外の意外な“神アイテム”
さらに、記事後半では私たちのYouTubeで大反響だった「ベトナム人がもらって困惑したお土産7選」の動画とその内容を記事として紹介しています。「せっかく渡すなら心から喜ばれるものを選びたい!」という方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね!
📌 中嶋駿のプロフィール
✅️株式会社MORE UP BOOSTの代表取締役
弊社は、日本とベトナムを繋ぐ架け橋として、オンラインベトナム語講座の運営や日本食品のベトナムへの輸出販売等の事業を行っています。
✅️ロアンのベトナム語講座の運営
受講者300人以上、導入企業35社を誇る「ロアンのベトナム語講座」を運営中。完全マンツーマンのオンライン授業で、初心者でも短期間でベトナム語が話せるようになるよう、質の高い講師陣と教材を揃えています。
✅️YouTube「カケル&ロアン[ベトナムチャンネル]」の運営
チャンネル登録者数11000人を超えるYouTubeチャンネル「カケル&ロアン[ベトナムチャンネル]」では、国際結婚の視点を活かしてベトナム文化や語学の情報を発信しています。
✅️妻はベトナム人
私の妻はベトナム人であり、彼女との日常や文化交流から得た体験をもとに、こちらの記事でも情報発信を行っています。
- 1 ベトナム人にお菓子を贈るときのコツとは?
- 2 ベトナム人に人気!おすすめの日本のお菓子10選【実体験ベース】
- 2.1 【おすすめの日本のお菓子①】キットカット(抹茶・ご当地限定フレーバー)
- 2.2 【おすすめの日本のお菓子②】ロイズの生チョコレート
- 2.3 【おすすめの日本のお菓子③】東京ばな奈
- 2.4 【おすすめの日本のお菓子④】白い恋人
- 2.5 【おすすめの日本のお菓子⑤】柿の種
- 2.6 【おすすめの日本のお菓子⑥】抹茶系のお菓子(抹茶ラテ、抹茶クッキーなど)
- 2.7 【おすすめの日本のお菓子⑦】いちご大福・わらび餅(冷凍・個包装)
- 2.8 【おすすめの日本のお菓子⑧】カントリーマアム
- 2.9 【おすすめの日本のお菓子⑨】ポッキー(季節限定フレーバー)
- 2.10 【おすすめの日本のお菓子⑩】うまい棒(バラエティパック)
- 3 お菓子以外にも!ベトナム人が本当に喜んだ日本のお土産【実体験ベース】
- 4 【注意】ベトナム人がもらって困惑した日本のお土産7選【失敗談あり】
- 5 ベトナム人が喜ぶお土産選び4つのコツ
- 6 まとめ|「喜ばれるお菓子」には理由がある!
- 7 日本のお土産で仲良くなったら、次は「言葉」で距離を縮めよう!
ベトナム人にお菓子を贈るときのコツとは?
結論、日本のお菓子はベトナム人にとても喜ばれますが「選び方」がとても大事なんです!
▲お土産の「選び方」について、こちらの動画で詳しくお話しています。
なぜ選び方が重要なの?
理由はシンプル。ベトナムでも日本のお菓子が手に入る時代だからこそ、“日本でしか買えない限定品”や“日本らしさが伝わるもの”が喜ばれるんです。
さらに、ベトナム人の味覚や文化にフィットするかどうかも超重要なポイント。例えば、日本では大人気のあんこ入り和菓子でも「甘すぎる…」と感じる人が多かったりします。
私の体験談から学んだこと
私のベトナム人妻、ロアンがベトナムに一時帰国するとき、よく「家族や友人にどんなお菓子がいいかな?」と一緒に考えます。そこで気づいたのが、「見た目が綺麗」「パッケージが日本っぽい」「味が控えめで上品」なものほどウケが良いということ。
ベトナム人に人気!おすすめの日本のお菓子10選【実体験ベース】
ベトナム人が本当に喜ぶ日本のお菓子は、「限定感」「上品な味」「日本らしいデザイン」が揃ったものです!
お土産でお菓子を渡すとき、ただ「有名だから」「人気商品だから」という理由で選ぶと、ベトナムではすでに広く流通していて新鮮味がない…なんてことも。ここでは、私たちが実際に渡して「これは本当に喜ばれた!」というリアルなお菓子を厳選してご紹介します。
【おすすめの日本のお菓子①】キットカット(抹茶・ご当地限定フレーバー)

言わずと知れた日本を代表するお菓子「キットカット」。しかし注意したいのは、スタンダードな味(チョコやミルク)はベトナムでも普通に販売されているということです。実際に、私たちも「え、これベトナムでも買えるよ」と言われて気まずい空気になった経験があります(笑)。
だからこそ、喜ばれるのは「日本でしか買えない特別な味」です。たとえば「抹茶味」「苺チーズケーキ味」「桜抹茶」「ほうじ茶ラテ」などの地域・季節限定フレーバーはベトナムではほぼ手に入らず、「日本に行ってきたんだ!」という印象を強く残せるお土産になります。
さらに、カラフルで和風デザインのパッケージはSNS映えも抜群で、若い女性からの評価が特に高いです。価格もリーズナブルで、職場や親戚への“ばらまき用”としても大活躍します。
【おすすめの日本のお菓子②】ロイズの生チョコレート
実はロイズはベトナムの高級百貨店で一部取り扱いがあるものの、値段が2倍以上するため、現地の人からすると「憧れのチョコ」という存在。だからこそ「これが本場の味か!」と感動してもらえることが多いです。
また、ロイズの生チョコは暑さに弱い商品なので、保冷バッグに入れて渡すことで、より丁寧さが伝わるのも好印象ポイント。「気持ちが伝わる高級土産」を探している方には、間違いなくおすすめできます。
【おすすめの日本のお菓子③】東京ばな奈

東京土産の定番「東京ばな奈」は、ふんわりとしたスポンジにやさしい甘さのバナナカスタードクリームが入った、日本らしい上品なお菓子です。
ベトナム人にとって“バナナ”はなじみ深い果物ですが、日本の東京ばな奈のように「お菓子として丁寧に仕立てられた商品」は珍しく、そのギャップに感動されることが多いです。
さらに「TOKYO」という文字が入ったパッケージは、“日本らしさ”を強く印象づけるポイント。空港でも入手しやすく、箱の見た目も可愛くて、SNS映えもばっちり。甘すぎず、口どけも軽いため、幅広い年齢層に好まれます。
【おすすめの日本のお菓子④】白い恋人

北海道を代表する銘菓「白い恋人」は、サクサクのラングドシャにホワイトチョコが挟まれた、繊細で上品な味わいが特徴です。日本人にとっては定番でも、ベトナムではほとんど見かけない味と食感なので、その“特別感”が強く響きます。
加えて、パッケージの雪景色のデザインや“Shiroi Koibito”という名前も、日本っぽさと高級感を伝えやすい要素です。ベトナム人はお土産を「見た目」で判断することも多いため、見た目の美しさと清潔感は重要なポイントになります。
特に年配の方からは「甘さ控えめで食べやすい」「こんな上品なお菓子は初めて」と言われることもあり、世代を問わず安心して贈れるお菓子のひとつです。
【おすすめの日本のお菓子⑤】柿の種

「ピリ辛×しょっぱい」味わいは、ベトナム人の味覚にも驚くほどマッチします。実は甘いお菓子が多い日本土産の中で、このようなしょっぱい系のお菓子は意外性があり、特にビール好きのベトナム人男性に大好評です。
ベトナムでは氷を入れてビールを飲む文化があるため、柿の種のような「おつまみ系お菓子」がめちゃくちゃ合うんです。実際に渡してみると「これはお菓子じゃなくて酒のアテやん!」と大喜びされました(笑)。
また、個包装タイプを選べばばらまきにも最適で、お土産としての使い勝手も抜群です。
【おすすめの日本のお菓子⑥】抹茶系のお菓子(抹茶ラテ、抹茶クッキーなど)

ベトナムでは「抹茶=日本の味」という認識が定着しており、抹茶系スイーツや飲料は“憧れの味”として注目されています。
抹茶ラテの粉末や抹茶クッキー、抹茶チョコなど、抹茶風味のお菓子を贈ると「日本に行った気分が味わえる」とすごく喜ばれる傾向があります。特に甘さが強すぎず、ほんのり苦みのある上品な味は、ベトナムの女性を中心に人気が高いです。
また、最近ではベトナム国内でも“抹茶カフェ”が登場し始めており、“トレンドに敏感な若者世代”にも刺さるジャンルです。
【おすすめの日本のお菓子⑦】いちご大福・わらび餅(冷凍・個包装)

「和菓子」はベトナムではまだまだ珍しく、見た目の美しさや繊細な甘さが“異文化体験”として楽しんでもらえる要素満載です。
中でもいちご大福やわらび餅は、「フルーツ×もち」の新鮮な組み合わせや、透明感のある見た目が喜ばれるポイント。冷凍や個包装タイプを選べば、日持ちもして衛生面でも安心です。
「甘さ控えめ」が好まれるベトナム人の味覚にも合っており、「初めて食べたけどクセになる!」という声も多数。特に40代以上の女性や、グルメ志向の若者にも刺さりやすいお土産です。
【おすすめの日本のお菓子⑧】カントリーマアム

理由:日本の家庭的な味を代表するクッキー「カントリーマアム」は、しっとり系の食感とチョコのバランスが絶妙で、ベトナム人の間でもじわじわとファンが増えています。
チョコレート=高級・贅沢品とされるベトナムでは、「気軽にチョコが楽しめる焼き菓子」はかなり貴重。甘さも控えめで、1つ1つが小さめで食べやすいのも好印象につながります。
味の種類も豊富で、季節限定フレーバー(スイートポテト・苺・宇治抹茶など)を選べば、会話のネタにもなります。
【おすすめの日本のお菓子⑨】ポッキー(季節限定フレーバー)

理由:ポッキーはベトナムでも人気のあるスナックですが、日本でしか手に入らない季節限定や地域限定のフレーバーは非常に珍しく、プレミア感が高いんです。
たとえば「宇治抹茶味」「メロン味」「濃い苺」「冬限定・贅沢仕立て」など、どれもパッケージに“和”のデザインや高級感があり、ベトナムでは見かけない見た目と味に驚かれること間違いなしです。
また、ポッキーは世代問わず知名度があるので、「初めて食べる味」に対するワクワク感も高く、話題になりやすいお菓子です。
【おすすめの日本のお菓子⑩】うまい棒(バラエティパック)

理由:コスパ最強の駄菓子「うまい棒」は、1本ずつ味が違って面白く、みんなでワイワイ食べられる“盛り上がり系お土産”として最高です。
ベトナムではこうした「スナック菓子のフレーバーが豊富な文化」は少ないため、バラエティ感が非常に珍しく感じられるようです。特にチーズ味やたこ焼き味、コーンポタージュ味など、日本特有のフレーバーは話題性も抜群!
子どもたちはもちろん、大人も「こんなの初めて!」と夢中になることがあり、グループや大家族へのお土産として非常に便利です。
▲喜ばれるお土産について、こちらの動画で詳しくお話しています。
お菓子以外にも!ベトナム人が本当に喜んだ日本のお土産【実体験ベース】
この記事では主に「お菓子」にフォーカスしてご紹介してきましたが、実際にはお菓子以外でも「これは間違いなくウケた!というお土産があります。
ここでは、過去の記事や実際の体験談をもとに、特におすすめ度の高いお菓子以外のお土産を3つだけ厳選してご紹介します!
【番外編①】カルピス(原液タイプ)

理由:カルピスの「甘酸っぱさ+爽やかさ」はベトナムの暑い気候にぴったりで、日本の味として高く評価されます。
特に原液タイプのカルピスは、好みに合わせて濃さを調整できる点も好評。ベトナムでは入手が困難で、価格も日本の3倍以上。だからこそ、もらえると「特別なドリンク」として扱われるんです。
【番外編②】5円玉(ご縁の象徴)

理由:日本ではお馴染みの「ご縁がありますように」の意味が、ベトナム人にとっても特別なメッセージになります。
特にベトナムでは硬貨の流通がほとんどなく、穴あきの5円玉自体が非常に珍しいため、記念品やお守りとして人気。ストラップや封筒に入れて渡すと、ぐっと特別感がアップします。
【番外編③】筆記用具・文房具(特にフリクションペン)

理由:日本の文房具は品質が高く、「消せるペン」「滑らかに書けるボールペン」など機能性でも大好評!
特にフリクションペンは「魔法みたい!」と喜ばれることも。文房具の信頼性が低いベトナムでは、「日本のは全然違う!」と感じられるギフトになります。
ちょっとしたプレゼントや、子どもへのお土産にも最適です。
【番外編④】風鈴(和柄・ガラス製)

理由:日本の「夏の風物詩」である風鈴は、ベトナムでは珍しい音色とデザインがインテリアとしても大人気です。
ガラス製の風鈴は、その澄んだ音色・繊細な和柄デザイン・日本の季節感を象徴する一品。ベトナムでは一年中飾れる装飾アイテムとして活用され、「音もきれいで、見た目もかわいい!」と大絶賛されます。
特に桜柄や金魚モチーフなどの季節感ある風鈴は、“日本文化の象徴的アイテム”としてギフト需要が高まっています。
【番外編⑤】食品サンプルグッズ(キーホルダー・消しゴム)

理由:お寿司・ラーメン・スイーツなど、日本独特の食品を模したリアルでかわいいグッズは、特に若い世代や女性に圧倒的人気!
ベトナムではまず見かけないこれらのグッズは、日本のユニークな文化の象徴とも言えます。“見て楽しい・使って嬉しい”ので、お土産の中でも高確率で喜ばれるタイプ。
実用的な消しゴムやストラップ、スマホスタンドに加工されたものなど、用途に応じたバリエーションで選べます。
【番外編⑥】梅酒(とくに果肉入り)

理由:ベトナム人はお酒好きですが、強いお酒が苦手な人も多い。だから、“甘くて飲みやすい梅酒”は圧倒的に人気です!
中でも果肉入りのとろけるような梅酒は、アルコールが苦手な人にも受け入れられやすく、デザート感覚で楽しめると好評。
「日本のお酒=硬派で強い」と思っている人にとっても、「梅酒は別格」と感じさせられる1本になること間違いなしです。
【番外編⑦】チューハイ(フレーバー豊富な缶アルコール)

理由:甘くて飲みやすい日本のチューハイは、ベトナム人にも“ジュース感覚で楽しめるお酒”として大人気です!
レモン・グレープフルーツ・梅・白桃などのフレーバーの豊富さは、日本ならではの魅力。ベトナムでは限られた店舗にしか売っておらず、価格も日本の2倍以上するため、「レアなお酒」として価値があります。
アルコール度数が3〜5%と低めなので、お酒が苦手な人にも飲みやすく、女性ウケも抜群です。
【番外編⑧】日本酒・焼酎(純米酒、泡盛など)

理由:フルーティーな香りと繊細な味わいを持つ日本酒や、芋焼酎・泡盛などの焼酎は、お酒好きのベトナム人にとって“特別なお酒”として受け入れられます。
特に日本の居酒屋文化が好きな人や、日本旅行経験者には刺さるアイテム。日本の伝統的なパッケージも魅力のひとつです。
また、ベトナム料理と日本酒は相性が良く、食中酒としても楽しんでもらえる点がポイント。
【番外編⑨】日本製の化粧品(ハンドクリーム・化粧水など)

理由:日本の化粧品は「安心・高品質」でベトナムでも高評価。現地では入手が難しいため、もらえると非常に喜ばれます。
特に肌に優しい保湿化粧水・ハンドクリームは、乾燥する北部の冬やエアコンで乾燥する職場環境でも重宝されるアイテム。
Shu Uemura、肌ラボ、DHCなどのブランドは知名度も高く、おしゃれな女性へのお土産としても鉄板です。
【番外編⑩】食品サンプルの消しゴム&スマホグッズ

理由:リアルな見た目の「寿司・ラーメン型の消しゴムやスマホスタンド」は、“かわいくて実用的”な日本らしいユニークギフトとして爆ウケです!
日本では手軽に買えるこれらのグッズも、ベトナムではかなり珍しく、「どこで売ってるの!?」と話題になること間違いなし。
見た目のインパクトで会話のきっかけになることも多く、学校・オフィス・部屋のインテリアとしても人気があります。
【注意】ベトナム人がもらって困惑した日本のお土産7選【失敗談あり】
結論:日本では「これは喜ばれるだろう!」と思っても、実はベトナム人にとっては微妙…というケース、意外と多いんです。
理由:文化や味覚の違い、すでに現地に流通しているかどうか、さらには使い勝手まで含めて、お土産には「ズレ」が生まれやすいポイントがいくつもあります。
私たちも過去に何度か「やっちゃった…」という体験をしています。ここでは、YouTube動画でも紹介した“リアルなNG事例7選”をまとめました。
▲困惑されるお土産について、こちらの動画で詳しくお話しています。
【困惑する日本のお土産①】あんこ入りの和菓子
理由:日本では「和の心」として大切にされるあんこですが、ベトナムではその甘さが“くどすぎる”と感じられることが多いんです。
特に「お餅+あんこ」の組み合わせは、日本では定番でも、ベトナム人にとっては「甘さ×甘さ」のダブルパンチ。さらに、もちの独特の食感も初見では馴染みにくく、「なんかヌルっとしていて不思議…」と戸惑う人もいます。
日本人にとっては「上品な甘み」や「季節感を楽しむ伝統的なお菓子」ですが、ベトナム人には“甘さのバランス”と“食感の慣れ”という2つの壁があるため、贈る際には相手の好みを確認することをおすすめします。
【困惑する日本のお土産②】カップ麺(味噌・豚骨・濃い味系)
理由:日本のカップ麺は味が濃厚でコクのあるものが多いですが、ベトナムでは“薄味&あっさり系”が主流。 そのため、日本の「味噌ラーメン」や「豚骨ラーメン」のようなこってり系は重たすぎると感じられることが少なくありません。
さらに、ベトナムではインスタント麺に唐辛子やライムを加えて自分好みに調整する文化があるため、味が完成された日本のカップ麺には「味の幅がない」「飽きる」といった声も出やすいです。
見た目がカラフルで面白くても、実際には「1回食べればもういいかな…」という評価になりやすいので、お土産にするなら、好みを知っている相手限定がベターです。
【困惑する日本のお土産③】キットカット(定番味)
理由:世界的にも有名なキットカットは、実はベトナムでもスーパーやコンビニで簡単に手に入ります。 特にチョコ味、オリジナル味、オレンジ味などの定番フレーバーは現地で流通しており、日本からわざわざ持っていっても「これ現地でも買えるよね?」という反応になってしまいがちです。
せっかくの日本土産なのに、相手が「輸入品?」と勘違いしてしまうと、気持ちが伝わりにくくなります。重要なのは“日本限定感”。抹茶や地域限定の特別な味であれば逆に喜ばれることが多いですが、定番味は避けたほうが無難です。
【困惑する日本のお土産④】日本のカレー(レトルト・ルー)
理由:日本のカレーはスパイスの風味が強く、独特のとろみと香りがあるため、ベトナム人にとっては“馴染みのない味”になりがちです。
ベトナムにも「カレー風の料理」はありますが、使うスパイスやハーブがまったく異なります。日本のカレーは甘辛く濃厚で、しかも香りが強め。そのため「クセが強い」と感じる人も多く、食べ慣れていない人にはハードルが高いお土産です。
さらに、カレールーやレトルトパックは重さや液体っぽさもあり、荷物としての扱いにくさもマイナスポイント。ベトナム人からは「香りがちょっと…」「なんでドロドロしてるの?」という反応も出やすいです。
【困惑する日本のお土産⑤】日本のビール
理由:ベトナムでは“氷を入れて飲むビール文化”があるため、日本のビールの繊細な風味が逆に邪魔になることがあります。
また、サッポロビールやアサヒなどはベトナムのスーパーでも簡単に買えるうえ、なんとベトナム国内にサッポロのビール工場まであるんです。つまり、「現地でも入手しやすく、特別感が薄い」のが最大のネック。
さらに、ビールは重く割れ物のリスクもあるため、お土産としては物理的にも取り扱いが難しい部類。日本酒や梅酒など“日本らしさ”を演出できるお酒の方が、喜ばれる傾向にあります。
【困惑する日本のお土産⑥】日本製の家電(変圧器が必要なもの)
理由:ベトナムと日本では電圧やコンセントの形が異なるため、日本の家電はそのまま使えないケースが多いです。
「日本製=高品質」というイメージはあるものの、変圧器が必要だったり、操作表示がすべて日本語だったりすると、せっかくのプレゼントが“扱いにくいもの”になってしまいます。
特に年配の方や機械に慣れていない人にとっては、「説明されないと使えない」「壊れるのが怖い」とネガティブに捉えられてしまうことも。
【困惑する日本のお土産⑦】日本の口紅(日本人向けカラー)
理由:日本のドラッグストアで売られている口紅は、ナチュラルカラーが多く、ベトナム人女性の好みには合いにくいことがあります。
ベトナムでは鮮やかな赤やオレンジ系のはっきりした色が人気で、いわゆる“薄付き・肌なじみ重視”な日本の口紅は「色が地味すぎる」「顔色が悪く見える」と不評になることも。
また、「すぐ落ちる」「発色が弱い」といった使用感の違いもあるため、日本人の感覚だけで選ぶと失敗しやすいジャンル。メイクアイテムは慎重に、ブランドや色味をリサーチしてから贈るのがベストです。
ベトナム人が喜ぶお土産選び4つのコツ
結論:「これ良さそう!」という感覚だけで選ぶのではなく、相手の文化や価値観に合ったお土産選びが、心からの「ありがとう」に繋がります。
私たちの体験を通じて、ベトナム人にウケるお土産には共通するポイントがあることがわかりました。ここではその“コツ”を4つにまとめてご紹介します!
【お土産選びのコツ①】賞味期限が長めのものを選ぶ
理由:飛行機での移動や現地で渡すタイミングがずれることもあるため、賞味期限に余裕のあるお菓子が安心です。
冷蔵・冷凍が不要なものや、真空パック・個包装など、日持ちする工夫がされているお菓子を選ぶと喜ばれやすいです。
【お土産選びのコツ②】個包装されているものが配りやすい
理由:ベトナムでは「家族や友人にシェアする文化」が強く、お土産は“分けられる”ことがとても大事。
個包装=気遣いが見えるお土産としても好印象。職場や親戚の家でも配りやすく、受け取った人にもストレスを与えません。
【お土産選びのコツ③】ベトナムの気候(高温多湿)を考慮する
理由:チョコレートなどの溶けやすいものや、生菓子系は運ぶ途中で状態が悪くなるリスクがあります。
保冷剤や冷却袋を活用するほか、常温で保存可能な和菓子・焼き菓子を選ぶと安心です。特にホーチミンなど南部は年中暑いので注意!
【お土産選びのコツ④】「日本らしさ」が感じられるデザインや味を選ぶ
理由:見た瞬間に「日本のお土産だ!」と感じてもらえるものが、やはり一番記憶に残ります。
“Tokyo”や“Kyoto”などの地名入り、和柄パッケージ、抹茶や桜フレーバーなど、視覚・味覚両方で日本を感じられるものが鉄板です。
まとめ|「喜ばれるお菓子」には理由がある!
結論:ベトナム人にとって、日本のお菓子は“美味しさ”だけでなく、“気持ち”が伝わるプレゼントです。
ただし、どんなお菓子でも良いというわけではなく、味の好み・文化の違い・現地での流通状況を意識して選ぶことが大切です。
今回ご紹介したおすすめ商品とNG例、そしてお土産選びのコツを意識すれば、きっと「センスある!」「また欲しい!」と言われるような最高のお土産になるはずです。
ぜひこの記事を参考に、あなたの想いが伝わる最高のお菓子を選んでくださいね!
日本のお土産で仲良くなったら、次は「言葉」で距離を縮めよう!
日本のお土産でベトナム人との心の距離がグッと縮まったら、次は「言葉の力」で本当の信頼関係を築いてみませんか?
ロアンのベトナム語講座は、私が代表を務める、実践型オンラインベトナム語講座です。総受講者数300人超・導入企業35社以上、日本最大級のオンラインベトナム語レッスンとして、多くの方から高評価をいただいています。「話せるようになる喜び」と「学び続けられる安心感」を、あなたにも。
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