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【アパレル店員はおさえるべき】お客さんの購入率が高まる接客のコツ(後編)|元スニーカーショップ店員が解説します

この記事はこんな人に読んでほしい!

・アパレル店員(スニーカーショップ店員)として働いているけど、お客さんに商品をなかなか買ってもらえない。。

営業力をあげたい!

・これからアパレル店員(スニーカーショップ店員)として働く予定なので接客について学んでおきたい

・接客に関して店員はどのようなことを考えているの?

 

Hey guys!

KAKELU(@rising_blue94)です☆

 

前回は、お客さんの購入率が高まる接客のコツ(前編)について紹介しましたね。

 

まだ前編を読まれてない方は、話しの内容が分からなくなると思うので下記のリンクからどうぞ!

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今回の記事では、

 

お客さんの購入率が高まる接客のコツ(後編)について解説していきますよ!

 

お客さんへの接客シーンは8つあることをもう一回確認しましょう。

①来店したお客さんへの挨拶

②お客さんの動きを観察

③お客さんへ声をかける

商品(スニーカーアパレル)の接客にさり気なくもっていく

⑤お店で買うことに価値を見いださせる

試着を絶対勧める

レジ対応

お見送り

 

この記事では後半の⑤〜⑧を解説していきます。

それでは1つ1つ見ていきましょう!

 

⑤商品(スニーカー・アパレル)をお店で買うことに価値を見いださせる

man holding incandescent bulb

前回の章では、「雑談から商品(スニーカー・アパレル)の接客にさり気なくチェンジする方法」について解説しましたね。

 

本格的に商品の接客にうつると店員が意識するべきことは「お客さんにスニーカー・アパレルをお店で買うことに価値を見いださせることです。

この世の中、インターネット上でスニーカーやアパレルを購入することができますよね。

では、どうしてそんな便利な時代なのにお客さんはお店に足を運ぶのでしょうか?

それは商品(スニーカー・アパレル)を購入する行為に何かしらの付加価値を求めているからです。

 

ではお客さんは商品を購入する際にどのような付加価値を求めているのでしょうか?

例えば以下のような付加価値をお客さんは求めています。

新たな出会い「店員さんと仲良くなれるかも…?」

情報「思いもよらないお得な情報を得ることができたらいいな!」

納得感「自分に目で直接商品をチェックして購入したい!」

チャレンジ「スニーカーやアパレルに興味があるけど、よく分からないから詳しい人に教えてもらいたい。。」

流行「最近は何が流行っているか気になる!」

 

これらのお客さんが求めている付加価値を満たしてあげると、満足感店員への厚い信頼から「このお店で商品を購入しようかな!」という購買意欲が高まるのです。

その結果、商品を購入するか迷っていたお客さんの背中を押してあげることが出来るのです。

 

では、どうすれば接客時にお客さんに付加価値をあたえることができるのでしょうか?

お客さんに付加価値を与えるためには、以下の3点を意識してみてください。

①楽しい雰囲気づくり

three men and one woman laughing during daytime

出会いを求めてお店で購入するお客さんが多いので、接客したお客さんに対して楽しい雰囲気づくりを心がけましょう。

それができれば、お客さんとの心の距離を縮めることができれば購入はもちろん、店員のファンになってリピーターになってくれる可能性もあります

 

楽しい雰囲気づくりのコツとしては、お客さんから学ぼうとする姿勢が大事です。

どうしても接客って、アパレル店員がお客さんに情報をGIVEすることだけになりがちですよね。

それって、かえってお客さんが不信感を抱いてしまって購入意欲が低下します

 

なので、お客さんから学ぼうとする姿勢を持つことで、お客さんから新しい情報を教えてもらったり会話に弾みがつきます

「店員がお客さんから色々と教えてもらうって立場が逆だろ!」と言いたくなる気持ちはわかります。

でも、お客さんだってGIVEして店員に喜んでもらえると、「この店員は信頼できそう!」と心の距離が自然と近くなるものです

その結果、楽しい雰囲気を作ることができるのです。

 

営業が上手い人は聞き上手!お客さんに会話の主導権を渡すテクニックは必須です!

 

②興味がある商品(スニーカー・アパレル)の豆知識をあたえる

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来店したお客さんは少なからず、お店の商品(スニーカー・アパレル)に興味をもっています。

そして、わざわざお店に足を運んで購入するということは、ネットで購入するだけでは得られない情報を求めているということなのです。

なので、商品(スニーカー・アパレル)のことはもちろん、お店の情報も惜しみなく接客時に教えるとお客さんは喜んでくれます

また、購入しそうにない商品(スニーカー・アパレル)のデメリットを会話に交えると、店員への信頼度が高まります

 

接客時に豆知識を与える場合、以下のようなことを教えると喜んでもらえます。

・商品の歴史

最近の流行り

・商品の在庫の数

どのようなお客さんに人気がある商品(スニーカー・アパレル)なのか

人気がない商品は何か教えてみる

どのようにして商品が入荷してきたのか

 

お客さんは自分が買った商品(スニーカー・アパレル)を誰かに自慢したくなる心理がはたらきます。

なので、出来るだけ多くの豆知識をお客さんに与えるようにしましょう。

 

お客さんに得した気分を味わわせることができれば、それが付加価値となるのです。

 

③お客さんのレベルに合わせて会話をする

people laughing and talking outside during daytime

よくアパレル店員でありがちなのが、お客さんが商品について詳しくないのに専門用語をバシバシ話すことです。

例えば以下のような

「そちらはトレンド商品なんですよ」

「そのスニーカーはレトロな雰囲気ですよね」

「このスニーカーのデザインはエッジィがきいていますよね!」

 

商品について詳しくないお客さんから「何を言っているかサッパリ分からんわ!」という感じですよね。

なので、店員は普段から使っている言葉でも、商品に詳しくないお客さんには砕いた表現で商品の説明をしましょう

どのお客さんも理解できる説明をすることが本当の接客だと思うのです。

 

⑥商品(スニーカー・アパレル)の試着を絶対勧める

Tie, Necktie, Adjust, Adjusting, Man, Business

お客さんが商品を購入するうえにおいて、店員は必ず「商品(スニーカー・アパレル)の試着」を勧めてください。

たまに試着無しで商品(スニーカー・アパレル)を購入しようとする猛者も現れますが、必ず試着させてください。

 

では、どうして試着が大事なのでしょうか?

理由は以下の3点です。

①接客をいくら頑張ってもサイズがちがければ店員の頑張りは水の泡になる

・・・お客さんは商品(スニーカー・アパレル)のサイズが合っていないで購入させられると騙された気分に

→お店と接客した店員が嫌いになり、一生お店に来なくなる。

付加価を与えることができる

・・・スムーズにお客さんが試着したスニーカーの靴ひもを結んであげる

・・・商品(スニーカー・アパレル)のサイズの確認

・・・鏡に誘導してあげる

・・・歩きやすさデザインの好みを気にかける

気持ちよく買い物ができることが最大の付加価値

イメージ違いを防ぐ

・・・商品(スニーカー・アパレル)は試着しないと本当に似合っているか分からない

→人によって似合う、似合わない商品がある

 

商品(スニーカー・アパレル)を試着をして、本当に似合っていて心からオススメできると思ったら、お客さんがそのスニーカーを買ったらどんなメリットがあるか教えてあげましょう。

また、自分の経験したことも話すと説得力が増しますね

「女子ウケが非常に良い商品なのでデートや通学で使えそうですね!」

「普段着でも、運動する時にも使えるので機能性抜群です!私も同じデザインを持っていますが、こんな時に役に立つんですよ!」

「お客さんスタイルが良いのでさらに似合ってますね!コーデのレパートリーが増えるんじゃないんですか?」

 

スニーカー・アパレル店員はお客さんにとって「1番良いもの」を提案するのはもちろん、「買ったあと」のことも提案できるかが大事になってきます。

 

⑦レジ対応

Shopping, Spending, Till Slip, Purchase, Retail, Shop

気持ちのいい接客ができれば、お客さんは商品を購入してくれます。

そのときに、店員はレジ対応をしなければなりません。

 

そこで、「お客さんが購入意思を見せてからレジ対応が終わるまでの手順でやるべきこと」を紹介します。

①お客さんが購入意思を見せた商品を店員がレジまで持っていく

②念のために商品(スニーカー・アパレル)のサイズ、汚れがないかチェックする

感謝の気持ちでレジをうつ

お客さんの顔を見て、お金を渡す

 

レジは打ち間違いをしないように注意しながら、出来るだけお客さんと会話を続けるとお見送りまで楽しい雰囲気をキープできるよ。

 

⑧お客さんをお見送り

gray goodbye friends board

お客さんの接客シーンもついに最後を迎えます。

レジが終わると、お客さんが購入した商品を店員が店頭までもっていきます

そのときに、お客さんが店員に言われて嬉しい言葉を紹介します。

「今日お客様に出会えて本当に楽しかったです!」

「色々教えてくれてありがとうございました!」

「またいつでも遊びにきてください!」

「(今日が休日の場合)明日からお仕事頑張ってくださいね!」

 

購入した商品をお客さんに渡して、満面の笑みで「ありがとうございました!」と言いましょう。

そして、お客さんに対して深くお辞儀しましょう。

気持ちよくお客さんを送り出してまでが接客です。

 

アパレル店員はおさえるべきポイント(後編) まとめ

pen on white lined paper selective focus photography

最後に、今回解説したポイントを復習しましょう。

お客さんへの接客シーンは8つあります。

①来店したお客さんへの挨拶

②お客さんの動きを観察

③お客さんへ声をかける

商品(スニーカーアパレル)の接客にさり気なくもっていく

⑤お店で買うことに価値を見いださせる

試着を絶対勧める

レジ対応

お見送り

 

今回の記事では⑤〜⑧まで解説しましたね。

 

⑤お店で買うことに価値を見いださせる ポイント

お客さんがお店に足を運ぶ理由は、商品(スニーカー・アパレル)を購入する行為に以下のような付加価値を求めているから

新たな出会い「店員さんと仲良くなれるかも…?」

情報「思いもよらないお得な情報を得ることができたらいいな!」

納得感「自分に目で直接商品をチェックして購入したい!」

チャレンジ「スニーカーやアパレルに興味があるけど、よく分からないから詳しい人に教えてもらいたい。。」

流行「最近は何が流行っているか気になる!」

 

接客時に付加価値を与えるために意識することは3つある。

楽しい雰囲気づくり

②興味がある商品(スニーカー・アパレル)の豆知識をあたえる

お客さんのレベルに合わせて会話をする

 

⑥商品(スニーカー・アパレル)の試着を絶対勧める ポイント

お客さんの試着が大事な理由は以下の通りです。

①接客をいくら頑張ってもサイズがちがければ店員の頑張りは水の泡になる

付加価を与えることができる

イメージ違いを防ぐ

 

⑦レジ対応 ポイント

お客さんが購入意思を見せてからレジ対応が終わるまでの手順でやるべきことは以下の通りです。

①お客さんが購入意思を見せた商品を店員がレジまで持っていく

②念のために商品(スニーカー・アパレル)のサイズ、汚れがないかチェックする

感謝の気持ちでレジをうつ

お客さんの顔を見て、お金を渡す

 

⑧お見送り ポイント

お客さんが店員に言われて嬉しい言葉は以下の通りです。

「今日お客様に出会えて本当に楽しかったです!」

「色々教えてくれてありがとうございました!」

「またいつでも遊びにきてください!」

「(今日が休日の場合)明日からお仕事頑張ってくださいね!」

 

以上でこの記事は終わりです。

いかがでしたか?

前編と後編があったので長くなりましたが、アパレル・スニーカーショップ店員にとって大切なことは全て書いたつもりです。

どうかあなたにとって学びがある記事でありますように。

では最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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