この記事はこんな人に読んでほしい!
・アパレル店員(スニーカーショップ店員)として働いているけど、お客さんに商品をなかなか買ってもらえない。。
・営業力をあげたい!
・これからアパレル店員(スニーカーショップ店員)として働く予定なので接客について学んでおきたい
・接客に関して店員はどのようなことを考えているの?
Hey guys!
まず最初に私の自己紹介を少しさせてください。
私は大学生の頃、約2年間スニーカーショップの店員として働いておりました。
スニーカーについて関心がないままアルバイトを始めたぶん苦労もしましたw
でも今はアルバイトをしていたこともあり、スニーカーが大好きになりました。
私はスニーカーショップ店員として働きはじめたとき、誰からも接客の方法やコツを教えてもらえませんでした。
100%自己流で出来るだけ多くのお客さんにスニーカーやアパレルを売らなければならないので当時は大変でした。
恥もたくさんかきました。
お客さんの方がスニーカーに詳しかったり、上手く接客ができずスニーカーを買ってもらえず悲しい思いになったりとか。。
しかし、自分なりに分析とチャレンジを繰り返した結果、どうすればお客さんが商品を購入してくれるかだんだん分かってきました。
慣れてきたころには、店長やスタッフ達から「今日は○足売ってくれよ!」と信頼されていたのがとても嬉しかったです。
そんな気持ちから今回の記事では、
【アパレル店員はおさえるべき】お客さんの購入率が高まる接客のコツ!(前編)
について書いていきますよ!
ではいってみましょう!
★スニーカーショップ店員のアルバイトはどんな仕事内容?きつい?楽しい?などなど赤裸々に書いた記事はこちらから
Hey guys! KAKELU(@rising_blue94)です☆ まず最初に私の自己紹介を少しさせてください。 私は大学生の頃、約2年間スニーカーショップの店員として働いておりました。 スニーカーについ[…]
来店したお客さんへの接客シーンは大きく分けて8つある
来店した全てのお客さんにスニーカーやアパレルを売ることは不可能です。
しかし、店員の接客次第では来店したお客さんの購入率を高めることは可能です。
では、どのようにすればスニーカーやアパレルの購入率を高めることが出来るのでしょうか?
そこで、分かりやすくお客さんの入店から退店までの流れにそって解説していきますよ!
まず最初に、来店してから退店するまでのお客さんへの接客シーンは8つあると考えています。
①来店したお客さんへの挨拶
②お客さんの動きを観察
③お客さんへ声をかける
④商品(スニーカーアパレル)の接客にさり気なくもっていく
⑤お店で買うことに価値を見いださせる
⑥試着を絶対勧める
⑦レジ対応
⑧お見送り
この記事では「①来店したお客さんへの挨拶〜④商品(スニーカーアパレル)の接客にさり気なくもっていく」までについて書いていきます。
それでは1つ1つ見ていきましょう!
①来店したお客さんへの挨拶
スニーカー・アパレルショップに来店したお客さんへ最初に店員がやるべきことは「挨拶」です。
「いらっしゃいませ~!」「いらっしゃいませ、ごゆっくりどうぞ〜!」などなど。。
大事なのは、入店時にお客さんに挨拶をすることで、「店員がお店に迎えてくれた..!」とお客さんに思ってもらうことです。
挨拶をされると誰でも嬉しいですし、何か少しでも分からないことがあればショップ店員に尋ねやすくなります。
なので、できるだけ来店したお客さん全員に挨拶をするようにしましょう。
また、来店したお客さんにあいさつする時に意識してほしいことは「表情」です。
無表情だと「何て冷たい店なんだ!」とお客さんに思われ、お店の魅力度が低くみられてしまいます。
逆に満面の笑みだと「あの店員の笑顔あやしすぎやね?」と警戒され、退店したい欲がでてきてしまいます。
なので、来店したお客さんにはやや笑顔で挨拶しましょう。
また、来店したお客さんに挨拶した時に目で追いすぎないように注意しましょう。
「よしっ!このお客さんに接客してみよ!」と強く最初から思うと、お客さんにアプローチすることが分かってしまいます。
来店したお客さんにあいさつをしたら一回視線から外して、こっそり様子をみてみましょう。
②来店したお客さんを観察
来店したお客さんにあいさつをすると、次に店員がやるべきことは「お客さんの観察」です。
さきほども伝えましたがお客さんをずっと目で追ってしまえば、威圧感をあたえてしまいます。
そのため、お客さんに気付かれないようにチラ見程度で観察してください。
ではお客さんの何を観察すれば良いのでしょうか。
それは以下の4点です。
①店内の商品をさわっているか?
→お客さんがスニーカーの生地や値段を確認しているかチェック
→チェックしている時間が1分を超えたら声かけをしよう!
②商品(スニーカー・アパレル)を試着したそうにしているか?
→スニーカー・アパレルをその場で体にあててサイズチェックしている場合。または、ディスプレイしている商品をその場で試着しようとしていた場合。
→お客さんを手助けしようという気持ちで接客に行こう!(※買わせようという気持ちを全面的に見せないように注意)
③携帯と店内の商品を交互にみているか?
→スニーカーの写真や詳細と店内のスニーカーを見比べている可能性が高い。そのとき、お客さんの購買意欲が高い場合が多い。
→「何かお探しでしょうか?」など声かけすると大体お客さんが質問してくるので接客をスムーズにスタートできます。
④店内に1分以上滞在していないか?
→お客さんが1分以上滞在している場合、店内の商品を購入しようか迷っている場合が多い。
→積極的に接客に行くことで、購入率が高まる
③接客をしかける
お客さんの動きを観察して購買意欲が少しでもありそうなら、気合いをいれて接客をしてみましょう。
では、購買意欲がありそうなお客さんになんと声をかけたら良いのでしょうか?
声かけには2パターンあることを確認してみましょう。
・ストレート接客型・・・商品の購入に直接つなげる接客。
(例)「何かお探しでしょうか?」「サイズのほう良かったら出しましょうか?」「この商品かわいいですよね!」
・雑談で警戒心ナッシング型・・・商品の購入に間接的につなげる。お客さんの警戒心を雑談で解いてから商品の購入につなげる
(例)「お客さんの履いてるスニーカーめっちゃカッコいいですね!」「今日どこから来られたんですか?」「今日はお休みですか?」「学生さんですか?」
→ある程度雑談をしてから商品の購入につなげる接客をする
お客さんの購入意欲が高いと判断できた場合は「ストレート接客型」でお客さんの「なぜ?」にどんどん答えていきましょう。
購入を迷っているということは何かしら疑問があるわけで、お客さんの疑問をちゃんと解決してあげると店員への信頼が生まれ、購入率がグンと高くなります。
お客さんの購入意欲があるか判断できない場合は「雑談で警戒心ナッシング型」で声をかけてみましょう。
雑談で楽しい気持ちになれば、ポロッと購入意欲がある発言をする場合があります。
また購入意欲がなくてもお客さんと仲良くなれば、次回来店したときに購入してくれるかもしれません。
購入意欲がないことが分かったら、商品の購入を勧めるような発言はやめましょう。
「あの店で買わされそうになった。。」と思われると再び来店しません。
④商品(スニーカー/アパレルの)の接客にさり気なくもっていく
「③接客をしかける」で声かけには2パターンあることをお伝えしましたね。
・ストレート接客型
・雑談で警戒心ナッシング型
ストレート接客型で声かけをした場合は後編「⑤お店で買うことに価値を見いださせる」に進んでください。
この章では雑談で警戒心ナッシング型を選んだ場合に、どうしたら雑談から商品の購入につながる接客に違和感なくチェンジできるかお伝えします。
そもそも雑談といっても「何を話したら良いか分からないよ〜」という方もいると思います。
そんなあなたのために、私が当時使っていた雑談の切り出しから、商品(スニーカー、アパレル)の接客へのもっていき方を実演したいと思います。
「(あっ、購買意欲のありそうな客発見!)」
「こんにちは!お客様の履いてるスニーカー(靴)めっちゃカッコいいですね!」
「ありがとうございます」
「どこで買われたんですか?」
「〇〇で買いましたよ」
「そうなんですね!〇〇はたくさんスニーカーの取り扱いがあるし、めっちゃ人気のあるお店ですよね!私も〇〇でよく買い物をします」
「いつ買われたんですか?」
「えっと、どこだったけな。。」
「はい。。」
「。。」
「。。」
「あっそうだ。〇〇で買ったんだった」
(最近買った場合)「マジですか!?そのスニーカー履いてる人なかなか見ないし、生で初めて見たけどバリカッコいいですね!」
(だいぶ前に買った場合)「えっ?そんな前に買ったのに、まだそんなにキレイなんですか?お客様だいぶスニーカーのケアしてるでしょ?」
・
・
(きりの良いところまで雑談を続ける)
・
・
「そういえば先程そちらの商品(スニーカー/アパレル)を見てましたけど、良かったらサイズの方出しましょうか?全然試着だけで結構ですよ!」
「あっ、じゃ、〇○cm/○サイズをお願いしてもいいですか?」
「はい、確認してくるので少々おまちください!(買ってくれたら嬉しいぜ!)」
・
・
いかがでしたか。
私のお客さんとの会話には「雑談から商品(スニーカー・アパレル)の接客にさり気なくもっていくコツ」が5つ隠されていました。
そのコツとは以下の通りです。
①3W1H(What「何を」 Where「どこで」 When「いつ」 How「どのように」)を意識して会話する
→3W1Hを意識すれば会話が途切れにくい
→3W1Hからお客さんとの共通点を見つけることができるかも
②お客さんとの共通点を見つける
→お客さんは店員と共通点があると親近感が湧き、警戒心が薄まる
③聞き上手になる
→自分の話ばかりしすぎない。お客さんが思考中に会話が途切れているときも、店員は口出ししないこと
→会話の主導権を店員がにぎるとお客さんはその場から離れたくなる
→お客さんは大切な時間を買い物に費やしているので、店員のどうでもいい話は聞きたくない
④お客さんの良いところを褒める
→(例)スニーカー、身なり、バッグ、雰囲気、香水の香り、方言….etc
→人は良いところがいくらでもあるので、見つけ次第、口に出してお客さんに良いところを教えてあげよう
→褒められて嫌な人もいないし、場の雰囲気も明るくなる。すると、会話が続けやすくなる
⑤別に商品を買わなくていいことを伝える
→商品を無理やり買わせようとしていないことをお客さんに伝える
→お客さんは安心して買い物を楽しむことができる
雑談から商品の接客に上手くもっていくことができれば、自然と購入率は高くなります。
ぜひ参考にしてみてください。
アパレル店員はおさえるべきポイント まとめ
最後に、今回解説したポイントを復習しましょう。
お客さんへの接客シーンは8つあります。
①来店したお客さんへの挨拶
②お客さんの動きを観察
③お客さんへ声をかける
④商品(スニーカーアパレル)の接客にさり気なくもっていく
⑤お店で買うことに価値を見いださせる
⑥試着を絶対勧める
⑦レジ対応
⑧お見送り
今回の記事では①〜④まで解説しましたね。
①来店したお客さんへの挨拶 ポイント
・店員に挨拶されるとお客さんは嬉しくなり、なんでもショップ店員に尋ねやすくなる。
・来店したお客さんにはやや笑顔で挨拶しよう。
・警戒心を持たれないために、来店したお客さんに挨拶した時に目で追いすぎないように注意
②来店したお客さんを観察 ポイント
・来店してすぐはお客さんに気付かれないようにチラ見程度で観察しよう。
・お客さんの観察するべきポイント
①店内の商品をさわっているか?
②商品(スニーカー・アパレル)を試着したそうにしているか?
③携帯と店内の商品を交互にみているか?
④店内に1分以上滞在していないか?
③接客をしかける ポイント
・購買意欲がありそうなお客さんへの声かけのパターンは2つある。
①お客さんの購入意欲が高いと判断できたとき、商品の購入に直接つながるストレート接客型
②お客さんの購入意欲が判断できないとき、商品の購入に間接的につながる雑談で警戒心ナッシング型
④商品(スニーカー/アパレルの)の接客にさり気なくもっていく ポイント
・雑談から商品(スニーカー・アパレル)の接客にさり気なくもっていくコツは5つある。
①3W1H(What「何を」 Where「どこで」 When「いつ」 How「どのように」)を意識して会話する
②お客さんとの共通点を見つける
③聞き上手になる
④お客さんの良いところを褒める
⑤別に商品を買わなくていいことを伝える
いかがでしたか?
次回は、【アパレル店員はおさえるべき】お客さんの購入率が高まる接客のコツ!(後編)について解説していきますよ!
では最後まで読んでいただきありがとうございました!