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【最新版】ベトナム語検定試験3つ紹介【合格に向けた学習方法や受講のメリットも解説】

こんにちは、㈱MORE UP BOOST代表の中嶋です。

今回は「ベトナム語検定試験」について紹介していきます。

目次

本記事の権威性

中嶋

私の妻はベトナム人なのでネイティブが使うベトナム語を直接教えてもらえます。また、総受講者数100人以上、導入企業数10社を突破した、オンラインベトナム語会話「ロアンのベトナム語講座」を運営しており、講座では自社が制作した「究極のベトナム語攻略ブック」というベトナム語参考書を使ってレッスンを行っております。事業を通して知ったこと、生徒様から教えてもらった情報をお伝えしていきます。

ベトナム語の特徴

「ベトナム語について全く知らないんだけど..」というあなたに向けて、ベトナム語の特徴を簡単に紹介します。

【特徴①】中国語由来のものが多い
【特徴②】フランス語由来のものもある
【特徴③】アルファベットで成り立つ
【特徴④】声調を使って発音される
【特徴⑤】大きく分けて北部弁、南部弁、中部弁がある

ベトナム語の特徴や、文法、日本語との違いについては「【ベトナム語とは?】特徴や日本語との違いを徹底解説【発音や文法も紹介】」で詳しく解説しています。

ベトナム語検定試験は3つあります

ベトナム語検定試験とは「ベトナム語能力を測定するための資格試験」です。ベトナム語が話せることはもちろん、読み書きもできることを証明することができます。

こちらのベトナム語検定試験には下記の3つがあります。

それでは1つずつ解説していきます。

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)は、日本東南アジア言語普及交流協会(J-TAG)が主催しているベトナム語検定試験です。

「日本とベトナムの交流が盛んになっているのに日本にベトナム語検定試験がない..? それなら日本国内で受講できる検定試験を作っちゃおう!」ということで、2017年にJAC Recruitment Vietnamが「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」を設立しました。

VOVWORLDによると、2022年度は815人が本試験を受講しており、前年から561人も受講者が増えたようです。全国から受講者が集まっており日本で1番認知度が高いベトナム語検定試験だと思います。

中嶋
日本で受講できる初のベトナム語検定試験..尊い..。

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)の概要

各級のレベル 準6級〜1級(7段階あり)
試験内容 リスニング、読解
試験時間 50-110分(各級のレベルによる)
受講場所 東京都(高田馬場駅周辺で実施)
実施回数 年に1回(6月)
受講料 3,000-9,000円(※単願の場合)
6,500-17,000円(※併願の場合)
申込み方法 受講申込フォームを記入後、3日以内にお振込み
↳試験の約1週間前までに受験票が送られる
試験当日の持ち物 受験票、本人確認書類、筆記用具、時計

各級のレベル

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)は、準6-1級のレベルがあります。それぞれのレベルと目安の学習時間は下記の通り。

レベル 学習時間 合格点の基準
1級 職場や社会生活等の幅広い場面で必要とする、高度なベトナム語を理解し使用できる。 約600時間程度のレベル。単語:約10,000語を覚える。 200点満点の75%以上
2級 いろいろな種類の高度な内容のかなり長いテクストを理解し、表面に表れていない意味を把握できる。 約450時間程度のレベル。単語:約7,500語を覚える。 200点満点の75%以上
3級 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑なテクストの主要な内容を理解できる。 約300時間程度のレベル。単語:約5,500語を覚える。 200点満点の70%以上
4級 日常生活、仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主な要点を理解できる。 約200時間程度のレベル。単語:約3,500語を覚える。 200点満点の70%以上
5級 基本的な個人や家族の情報、買い物、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる文章や表現が理解できる。 約120時間程度のレベル。単語:約2,000語を覚える。 200点満点の65%以上
6級 よく使われる日常的表現と基本的な言い回しを理解し、用いることもできる。 約60時間程度のレベル。単語:約1,000語を覚える。 200点満点の65%以上
準6級 アルファベットや声調の符号がわかり、初歩的な語句や文章が理解できる。 約40時間程度のレベル。単語:約500語を覚える。 120点満点の65%以上

4級以降は試験問題文も全てベトナム語で表記され、リスニング問題も全てベトナム語で読み上げられるため、急に難易度が上がります

試験内容

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)の試験は、どのレベルもリスニングと読解の2種類です。

リスニング

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)は、5級なら下記のような問題が出題されます。

・記載された単語の発音を問う問題(正しい発音の単語を選ぶ)
・情景描写問題(絵を見て当てはまる解答を選ぶ)
・会話問題(AさんとBさんの会話後に当てはまる解答を選ぶ)

読解

中嶋
こちらは準6級の問題の一部です。各級、選択問題なのは嬉しいところです。試験の問題例は「こちら」から確認できます。また、過去問題集はこちらから購入できます。

試験時間

2022年度の受付時間と試験時間は下記の通りです。

受験級 受付時間 試験時間
午前 3級 9:20~9:50 10:15~11:50
(95分間)
5級 9:20~9:50 10:15~11:30
(75分間)
準6級 9:45~10:10 10:35~11:25
(50分間)
午後 2級 12:50~13:10 13:35~15:25
(110分間)
4級 12:20~12:55 13:20~14:45
(85分間)
6級 12:20~12:55 13:20~14:25
(65分間)
中嶋
各級のレベルが上がるごとに試験時間も多いです。また、準6級と6級や、5級と4級で併願ができる日程になっていますね

受講場所

日本東南アジア言語普及交流協会(J-TAG)がある、東京都の高田馬場駅周辺で実施されています。

中嶋
将来的には、大阪や福岡でも実施してほしいですね。

実施回数

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)は年に1回しか実施されておらず、毎年6月頃に実施されています。

中嶋
2022年度は6月19日(日)に実施されました。申込み期間は4月8日-5月16日と約2ヶ月前からスタートします。

受講料

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)の受講料は単願と併願で異なります。

単願

1級 9,000円
2級 8,000円
3級 6,500円
4級 5,500円
5級 4,500円
6級 3,500円
準6級 3,000円

併願

1級 + 2級 17,000円
2級 + 3級 14,500円
3級 + 4級 12,000円
4級 + 5級 10,000円
5級 + 6級 8,000円
6級 + 準6級 6,500円
中嶋
併願だから10%オフ!とかはないですが、年に1回だけの試験ですし併願がおすすめです。

申込み方法

  1. 受験申込フォームに必要事項を入力し送信する。
  2. 受験お申し込みフォームの送信日と土・日・祝日を除く3日以内の指定期日内に受講費を振り込みする。
  3. 試験の約1週間前に受験票が届く。
  4. 指定の場所(東京都高田馬場駅周辺)で受験する。
  5. 受験日の5-6週間後に合否通知が発送される。
中嶋
受講申込みフォームは、申込み期間のみページに反映されます。

実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)

国際ベトナム語能力試験(iVPT)

国際ベトナム語能力試験(iVPT)」は、台湾国立成功大学ベトナム研究センターと社団法人台越文化協会が共同開発したベトナム語能力認定制度です。日本では、大阪大学及び神田外語グループが運営しています。

中嶋
台湾教育部及び、大阪大学、ベトナムハノイ国家大学、ホーチミン市国家大学、社会科学アカデミー、ハノイ大学、アメリカハーバード大学、オーストラリア国立大学など、国内外の多数の大学やベトナム語教育機関に認可されており、超しっかりした試験です。

日本では2020年から日本での受講が可能になり、毎年2月頃に試験が実施されています。

国際ベトナム語能力試験(iVPT)の概要

各級のレベル 3レベル6級に分かれている
(A1基礎級レベル、A2初級レベル、B1中級レベル、B2中上級レベル、C1上級レベル、C2専門レベル)
試験内容 聴解と読解(初級)
読解、聴解、筆記、口述(中級と上級)
試験時間 約40分(初級)
約160分(中級と上級)
受講場所 【2023年度】
神田外語学院(東京)
大阪大学箕面キャンパス(大阪)
実施回数 年に1回(2月)
受講料 5,000円(初級)
9,000円(中級)
11,000円(上級)
申込み方法 インターネット出願後、受講料をお振込み
↳試験の約1週間前までに受験票が送られる
試験当日の持ち物
  1. 出願するレベル、受験場所を決める
  2. 出願するレベルの受験料を確認し、指定の口座に振り込む
  3. 顔写真、顔写真付きの身分証明書スキャンデータ、受験料の振込が確認できる書類のデータを用意する
  4. 出願フォームから必要事項を登録し、3で用意したデータをアップロードし、送信する

各級のレベル

国際ベトナム語能力試験(iVPT)は、3レベル6級に分かれています。詳細は下記の通り。

初級

総得点100点のうち、下記の点数をとれば合格です。

・60-79点「A1(基礎)」
・80-100点「A2(初級)」
A1基礎級、A2初級は「日常生活で簡単なやり取りができる」レベルです。
中嶋
合格しても、点数によって階級が異なるのは面白いですね。初心者の方は80-100点の「A2(初級)」を目指して頑張りましょう。

中級

総得点400点のうち、下記の点数をとれば合格です。

・240-319点「B1(中級)」
・320-400点「B2(中上級)」
B1中級は「日常会話や職場でやり取りができる」、B2中上級は「ネイティブスピーカーとのやり取りができ、やや流暢な会話ができる」レベルです。
中嶋
中級レベルを取ればベトナム人とベトナム語で会話できると見なされ、現地での就職や転職活動、就活の時にめちゃくちゃ有利になります。

上級

総得点400点のうち、下記の点数をとれば合格です。

・240-319点「C1(上級)」
・320-400点「C2(専門)」
C1(上級)、B2(中上級)は「高度で専門的な内容を読み解き、流暢な会話や表現ができる」レベルにあたります。

試験内容

リスニング

国際ベトナム語能力試験(iVPT)は、Aレベルなら下記のような問題が出題されます。

聞き取りによる選択問題
・絵を見て答える選択問題
・会話理解
中嶋
初級テストでも、質問項目はベトナム語です。

読解

絵を見て答える選択問題
・語句補充
・短文理解
中嶋
模擬試験問題は「こちら」から確認できます。また、模擬問題集はこちらから購入できます。

試験時間

国際ベトナム語能力試験(iVPT)の2023年度の受付時間と試験時間は下記の通りです。

中嶋
初級の方は午前中のみ、中上級者の方はお昼頃から夕方までテストが実施されます。

受講場所

国際ベトナム語能力試験(iVPT)2023年度は、神田外語学院(東京)、大阪大学箕面キャンパス(大阪)で実施されました。

実施回数

国際ベトナム語能力試験(iVPT)は年に1回しか実施されておらず、毎年2月頃に実施されています。

中嶋
2023年度は2月11日(土)に実施されました。申込み期間は12月1日-12月27日と1ヶ月間しかないので注意が必要です。

受講料

国際ベトナム語能力試験(iVPT)の受講料は下記の通り。

・Aレベル(初級):5,000円
・Bレベル(中級):9,000円
・Cレベル(上級):11,000円

申込み方法

  1. 出願するレベル、受験場所を決める
  2. 出願するレベルの受験料を確認し、指定の口座に振り込む
  3. 顔写真、顔写真付きの身分証明書スキャンデータ、受験料の振込が確認できる書類のデータを用意する
  4. 出願フォームから必要事項を登録し、3で用意したデータをアップロードし、送信する
中嶋
受講申込みフォームは、申込み期間のみページに反映されます。

国際ベトナム語能力試験(iVPT)

ベトナム語能力評価試験

ベトナム語能力評価試験」は、ホーチミン人文社会大学が実施している外国人向けのベトナム語検定試験です。

こちらは、ホーチミン人文社会大学ベトナム語学科(ベトナム)と致理科技大学(台湾)で受講できます

ベトナム語能力評価試験の概要

各級のレベル 受講者全員の問題は同じで、スコアによってレベルが分けられる
試験内容 リスニング(60分)
リーディング(60分)
ライティング(60分)
スピーキング(15分)※待ち時間含め1時間
受講場所 ベトナム国家大学ホーチミン人文社会科学大学ベトナム語学部
致理科技大学(台湾)
実施回数 奇数月(1月、3月、5月、7月、9月、11月)
※4月はホーチミンのみ実施
※6月、12月は台湾のみ実施
受講料 約1,200,000ドン(約7,000円)
※人文社会科学大学のベトナム語短期クラスを受講中または、6ヶ月以内に受講していた方は40%割引。
申込み方法 各大学で申込み
試験当日の持ち物
  1. 大学で申込用紙を貰い、記入する
  2. パスポートのコピーと証明写真を提示する
  3. 試験当日に会場に向かう

各級のレベル

ベトナム語能力評価試験は、受講者全員の問題は同じで、スコアによってレベルが分けられます。レベルは国際ベトナム語能力試験と同じで下記の6つに分けられます。

スコア10点満点 目安の学習時間
C2専門レベル 9.0-10 667時間
C1上級レベル 7.5-8.5 600時間
B2中上級レベル 6.0-7.0 533時間
B1中級レベル 4.0-5.5 400時間
A2初級レベル 2.0-3.5 267時間
A1基礎級レベル 1.0-1.5 133時間
中嶋
最初に紹介した「ベトナム語能力評価試験」の1級も目安の学習時間は600時間だったので、ベトナム語能力評価試験のC1(上級レベル)と同じレベルであることが分かります。C2(専門レベル)はどれだけ難しいんだろうか..

試験内容

ベトナム語能力評価試験の試験内容は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4種類あります。

聴解(リスニング)|60分

全部で55問あり、各問題1回のみしか音声が流されません。4択問題ですが、徐々に問題が難しくなっていきます。

読解(リーディング)|60分

全部で40問あり、4択問題です。長文に対して5-8問の問題が出題されます。

作文(ライティング)|60分

下記の3種類があります。

  1. 似たようなスペルを選ぶ問題(20問)|配点20点
  2. 200語以上の手紙を返信する文章|配点30点
  3. 300語以上の社会問題やビジネスなどの小論文|配点50点

面接(スピーキング)|15分

順番によっては待ち時間が1時間を超えることもあります。2名のベトナム人試験官から下記のような質問をされます。

  • 「自己紹介をしてください」
  • 「どのくらいベトナムにいますか」
  • 「誰とどこに住んでいますか」
  • 「どこでベトナム語を勉強していますか」
  • 「ベトナムのどこに旅行に行きましたか」
  • 「好きな食べ物はなんですか」

受講場所

ベトナム語能力評価試験は、ベトナム国家大学ホーチミン人文社会科学大学ベトナム語学部(ベトナム)か、致理科技大学(台湾)で受講することができます

実施回数

ベトナム語能力評価試験は奇数月(1月、3月、5月、7月、9月、11月)に実施されます。ちなみに、4月はホーチミンのみ実施、6月・12月は台湾のみ実施されています。

受講料

ベトナム語能力評価試験は1,200,000ドン(約7,000円)の受講料がかかります。ただし、よく値上げしているみたいなので正規の価格は1度問い合わせる必要があります

中嶋
人文社会科学大学の短期ベトナム語クラスを受講の方、または6ヶ月以内に受講していた人は40%割引になります。

申込み方法

  1. 大学で申込用紙を貰い、記入する
  2. パスポートと証明写真を提示する
  3. 試験当日に会場に向かう

中嶋
ホーチミン人文大学で申込みをする場合、入り口に入って「KHOA VIỆT NAM HỌC」にて申込みができます。平日8-17時に対応しています。詳しい行き方はWALKERSさんの「ベトナム語能力検定を申し込んでみた」が参考になりますよ。問題集もこちらで購入できます。

ベトナム語検定試験を受けるメリット

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「そもそもベトナム語検定試験を受けるメリットはあるの?」と疑問に感じた方のために、ベトナム語検定試験を受けるメリットを4つ紹介します。

【メリット①】資格証明としての価値がある

ベトナム語検定試験に合格することで、ベトナム語の能力を公式に証明することができます。これは、ベトナムでの就職や留学、ビジネスなどの場面で役立ちます。

例えば、ベトナムでの就職や転職の場合、ベトナム語検定試験の合格は、ベトナム企業や現地での就職活動において、語学力のアピールポイントとなります。ベトナム語のスキルを持つことは、ベトナム市場でビジネスを展開する多くの企業にとって大きなメリットとなるため、求職者として優遇される可能性があります。

中嶋
ベトナムで事業を行う日本人経営者の方達に聞いたところ「ベトナム語が話せる日本人がいれば是非とも採用したい!」と言っていました。日本語が話せるベトナム人よりも、日本の価値観や仕事のやり方を持った、ベトナム語を話せる日本人の方が重宝されそうです。

【メリット②】自己評価のための指標になる

ベトナム語検定試験では、自分がどの程度ベトナム語を理解し、話すことができるかを客観的に評価することができます。これによって、自分自身の語学力の強みや弱点を知ることができ、今後の学習計画の立て方や、より効果的な学習方法を見つけることができます。

【メリット③】海外留学や就職に役立つ

ベトナム語検定試験は、ベトナムでの留学や就職に必要な入学資格となる場合があります。検定試験のレベルによっては、ベトナム語での授業やビジネスに必要な語彙や表現を習得することができます。

また、留学先や仕事での生活に適応するためにも、ベトナム語検定試験の勉強は非常に役立ちます

中嶋
もちろん全くベトナム語が話せなくてもベトナム留学できますが、ベトナム語検定試験を通して勉強を頑張っておくことで、留学先でより多くのことを学べたり、現地の友達をつくりやすくなります。

【メリット④】語学力アップに繋がる

検定試験の勉強は、ベトナム語学習において目標を持って学ぶことができます。また、検定試験に必要な単語や文法を学習することで、自然なコミュニケーション能力も向上することが期待できます。

中嶋
「来年の検定試験では5級を取得するぞ!」といった明確な目標があれば、合格に向けた対策を練りやすくなります。それがベトナム語力アップに繋がります。

ベトナム語検定の対策方法は6つ

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おそらく、あなたは「ベトナム語検定試験にチャレンジしてみたい!」という気持ちになっていると思うので、ベトナム語検定試験の対策法を6つ紹介します。

【対策①】1冊の参考書をマスターする

ベトナム語検定試験に合格するためには「1冊の参考書をマスター」することが非常に重要です。なぜなら、たいていのベトナム語参考書を1冊完璧にすれば、ベトナム語検定試験の初級レベルは合格できるからです。中級レベル、上級レベルを目指す場合も、まずベトナム語の基礎が必須なので、まずは参考書1冊をマスターしましょう。

【対策②】ベトナム語のニュースサイトを見る

こちらは中級者の方におすすめの対策方法ですが、ベトナム語のニュースサイトを見ることで語彙や表現を学び、実際に使われる言葉や文法に慣れることができます。特にビジネスに関連するニュースを選ぶことで、ビジネス用語や慣用句などを身につけることができます。ニュースサイトは、毎日更新されるため、継続的に見ることで徐々にスキルを上げることができます。もし、ニュースの内容が難しい場合は、ビデオニュースや音声付きの記事を選ぶことで、リスニング力の強化にもつながります

中嶋
おすすめのベトナム語ニュースサイトは下記の通りです。
VnExpress「ビンエクスプレス」
ZingNews「ジンニュース」
Dan Tri「ザンチ」

【対策③】各検定試験の問題集を解く

ベトナム語検定試験には、初級から上級まで様々なレベルがあり、それぞれに対応した問題集が出版されています。

問題集を解くことで、実際の試験に出題される傾向や出題形式を理解することができます。また、問題を解くことで自分の理解度を確認することができ、苦手な分野を特定して勉強することができます

問題集を解く際には、時間制限を設けて取り組むことで、実際の試験に近い環境で対策することができます。また、解答をチェックする際には、誤った解答や不明な箇所については、正しい解答を確認しながら復習することが重要です。

中嶋
さきほども紹介しましたが、3つベトナム語検定試験の問題集は下記からチェックできます。
実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)
国際ベトナム語能力試験(iVPT)
ベトナム語能力評価試験

【対策④】自己紹介で使うベトナム語を覚える

自己紹介は、コミュニケーションの最初の一歩であり、第一印象を左右する重要な要素です。ベトナム語検定試験でも自己紹介のセクションが出題されることがあります

まずは、自分の名前や出身地、職業など、基本的な情報をベトナム語で表現できるようにしましょう。また、相手に興味を持ってもらうための趣味や好きなこと、旅行経験なども表現できるようにしておくと良いでしょう。

例えば、自己紹介の際には「Xin chào」(シン・チャオ、こんにちは)と言い始めます。また、「Tôi là…」(トイ・ラ、私は…です)、「Tôi đến từ…」(トイ・デン・チュ、私は…出身です)、「Tôi làm việc cho…」(トイ・ラム・ビェット・チョ、私は…で働いています)など、よく使われる表現を覚えておくと、スムーズなコミュニケーションが可能になります。

自己紹介の例文や表現方法をインターネットで調べたり、ベトナム語教材のテキストブックにある例文を実際に使ってみたりすることで、自己紹介に必要な表現を習得することができます。また、ネイティブスピーカーとの会話やロールプレイを行うことで、自己紹介に必要な言葉や表現をより実践的に学ぶことができます。

中嶋
ベトナム語の自己紹介で使える例文を知りたい方は『【音声付き】自己紹介ですぐに使えるベトナム語の自己紹介17選』が参考になります。

【対策⑤】YouTubeで学習する

ベトナム語検定試験に合格するために、YouTubeは非常に役立ちます。ベトナム語の動画を見ることで、リスニング力や発音を向上させることができます

YouTubeは無料で学習できますし、自宅で手軽に学ぶことができる学習ツールなので、お気に入りのチャンネルを早速探してみましょう。

中嶋
私のYouTubeチャンネルでも『【ベトナム人が厳選】ベトナム語の悪口・スラング5選【誰でも分かる発音&解説つき』といった、楽しくベトナム語が学べる動画をアップしています。

【対策⑥】オンラインベトナム語講座を受講する

ベトナム語検定試験で合格するには、継続的な学習が必要です。ここでおすすめなのがオンラインベトナム語講座です。こちらは、自宅で手軽に学習できる方法の1つで、専門のベトナム語教師によるレッスンや、教材の提供、リアルタイムでのフィードバックなど、さまざまなサポートが用意されています。また、ネイティブスピーカーの発音や表現を直接聞くことができるため、実践的な会話能力の向上にも役立ちます

もちろんベトナム語検定試験の合格に向けて、正確な文法や語彙の理解が必要ですが、実際のコミュニケーションに必要な表現やフレーズも重要です。オンラインベトナム語講座では、こうした表現やフレーズも学ぶことができます。

オンラインベトナム語講座には、初心者向けから上級者向けまで、さまざまなレベルのコースが用意されています。自分のレベルに合ったコースを受講することで、効率的な学習が可能です。また、多くのオンライン講座では、無料の体験レッスンも提供されているため、まずは試してみることをおすすめします。

中嶋

正しいベトナム語学習方法

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正しいベトナム語学習方法には下記の5つのポイントがあります。

【正しい学習方法①】基礎から学ぶ

ベトナム語を学ぶ場合、基礎から学ぶことが重要です。発音やアルファベット、基本的な文法ルールをマスターすることで、より深い学習が可能になります

【正しい学習方法②】積極的に会話する

ベトナム語は独特のアクセントやイントネーションがあるため、発音練習が必要です。できるだけ多く話して練習することが大切です。また、ネイティブスピーカーとの交流ができる場を探すこともおすすめです。

【正しい学習方法③】多角的に学ぶ

単語や文法だけでなく、リスニングやライティング、読解もバランスよく学習することが重要です。さまざまな教材や学習方法を取り入れることで、より幅広い学習が可能になります。

【正しい学習方法④】定期的に復習する

学んだ内容を定期的に復習することで、長期的な記憶に定着させることができます。また、短時間でもこまめに学習することで、効果的な学習が可能です。

【正しい学習方法⑤】モチベーションを保つ

ベトナム語学習は長期的な取り組みであり、モチベーションを保つことが大切です。自分が興味を持つ分野や、ベトナム語を活かせる場を見つけることで、学習にやりがいを感じることができます。

中嶋
詳しいベトナム語の学習方法は『ベトナム語の学習方法5ステップ【正しい暗記法や独学方法も伝授】』で解説しています。

【まとめ】ベトナム語能力試験を1度受けてみよう

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【ベトナム語検定試験を受けるメリット】
資格証明としての価値がある
自己評価のための指標になる
海外留学や就職に役立つ
語学力アップに繋がる

今回は、ベトナム語検定試験3つと、合格するための勉強法や受講するメリットを解説していきました。

ベトナム語検定試験は、ベトナム語を学びたい人やベトナム語を使用するビジネスマンにとって、非常に役立つ資格です。試験に合格することで、ベトナム語を使用する仕事や留学、ベトナムでの生活において有利になることが期待できます。

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